GWなので,印刷博物館の企画展「名著誕生展 ヴァチカン教皇庁図書館Ⅲ+」と,市谷の杜 本と活字館の企画展「明朝体」に同じタイミングで行ってきました。ついでに,そこから千駄ヶ谷の方まで散歩をしたので,その記録もしておきます。
ところで,印刷博物館と市谷の杜はそれぞれ,TOPPANとDNPの企業ミュージアムであり,日本の二大印刷系企業のミュージアムを訪れたことになります1。
印刷博物館は以前来たことがありましたが,やはりGWということもあり,人が比較的多くいました。常設展の方は特に以前来た時と殆ど変わりなかったので,早速企画展の方へ。古代ギリシア語で書かれた写本資料を拡大鏡を使って熱心に見ている爺さんがいたり,博物館の館長が京極夏彦であることに驚愕している人がいたりして,愉快でした。特に印象に残ったのは,Lucretius “De rerum natura”2 の扉絵とか,高度な数式組版の技術によりできた “Principia” とか,最初期の,視覚障がい者を対象とした書籍とかですね。図録も買っちゃいました。
こっちは初めてきました。東京のこの辺に来るのは,物心がついてからは初めてで,新鮮でした(この浮かれた気持ちがこの後の散歩への推進力となる)。この企画展は,どうやらTwitter等SNSで話題になっていたようです。そういうわけで,僕みたいに,前々から企画展があること知ってたよ,ってわけじゃない人もいて多少混んでました。初めてなので,常設の1階をまずじっくり見ました。印刷博物館ほど大きくないので,割とすぐ見終わってしまいました。2階に企画展の展示場所があります。壁には明朝体に関する年表があり,天井には明朝体で表示された文字が吊り下がっており,周囲を明朝体に囲まれて不思議な気持ちがしました。明朝体パズルとか明朝体おみくじとかいうのもあり,明朝体の親しみやすい側面が味わえるのではないでしょうか。
最初,水道橋で電車から降りてStart! そこから神田川沿いに印刷博物館へ。牛込中央通りの喧騒の中を通って市谷の杜へ。市ヶ谷駅近くのMOS食って市谷の辺りを散歩(スリバチ地形特有のなぞの階段とかがいっぱいあった)。神田川沿いに四谷,迎賓館赤坂離宮,と進み,千日坂を駆け上がって信濃町駅前へ。スリバチを堪能。中央総武線高架下等を通って千駄ヶ谷に到着。電車で帰宅。
最近,『ななすけの散歩録』というYouTubeチャンネルを見つけました。歴史的な背景等が丁寧に紹介された有意義な動画がたくさんあります。丁度,このチャンネルの最新の動画では四谷が紹介されていました。僕はこの動画ほど丁寧に歩いてはいませんが,スリバチの楽しさは味わえましたね。